masa_dayo
『もうすぐ』
Updated: May 16, 2022

NASDAQ総合指数が高値から約30%下げた、30%に特に意味はないが、買った投資家からすると、我慢できるか、どうかの瀬戸際になるキツさだろう。Apple、Google(アルファベット)、メタ(Facebook)、Amazon、Microsoftと、代表的な企業の株価が20%から40%下げているのが象徴的で、Netflixについては70%ほど下げている。
一方で、天然ガス、原油などは高値圏で上下している。リーマンショックから約14年経つが、もっと遡るとITバブル崩壊後。2000年を起点に世界的な流動性の増大で、低インフレ、低金利、株価の安定的な上昇、堅調な世界経済に慣れてしまった。流動性の増大と、情報化時代により、速いスピードで日々、おカネが世界中を駆け巡り、実態の経済そのものにも大きな影響を与える時代を20年超我々は経験してきた。
資本主義はこの間ある程度、金融財政政策によりコントロールできたと言えると思う。ただ、この間に投資家達も変わっただろうし、とんでもない下落を経験したことのない投資家も多くいるだろう。
バラ色の世の中が永遠に続くかどうか、過去の歴史を振り返るとわかるはず。人は、過去を忘れるし、世代が変われば、捉え方は変わるんだと思います。
毎日、第一次世界大戦から第二次世界大戦へ至るまでの映像が、再びカラーで見ているような錯覚をおこすし、それはネットでも見ることができる。100年前とは全く違う世界であることには違いないし、科学技術の進歩により豊かな社会を享受する人たちが増えたのも確かだが、根本的な、人間というものは変わらないのかとも思います。
さて、5月13日1:00過ぎ現在、ニューヨーク市場は、ニューヨークダウ、NASDAQも、一進一退の攻防だ、今後、ひさびさに、先進国の経済は、景気後退(リセッション)に陥る可能性が高まりつつある。マーケットがどれほど、先行きを織り込んでいるのかは不明だが、評論家、アナリストの話しはあてにならず、マーケットの動向を注意深くみていくしかない。
大切なのは固定観念はとにかく除いたほうがいい、
歴史を振り返り、人々はどう行動してきたか、必ずしも当てはまるものではないが、参考にはなるのではないかと思います。直感ではあるが、もうすぐ方向性は見えてくるはずである。