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  • Writer's picturemasa_dayo

『ひとまず』





 注目して見ていたNASDAQ総合指数が5月13日には約4%上げて終わった。やれやれと感じた投資家も多かっただろう。暗号通貨と呼ばれるものが何とか持ち堪えたので、金融の混乱への恐怖が後退したためだと、ニュースには記載されていた。アメリカにおけるインフレ率の伸びが鈍化したとの解説もあったようだが、それは全くの市場参加者の勝手な解釈かもしれない。株式投資などは、常に楽観的な人間が多いので、30%下げれば、もうそろそろという曖昧な中での上昇かもしれない。

 依然と原油やガソリン、天然ガスなどは上昇基調にあり、小麦なども高い。なので、インフレへの警戒というのは続くのだろうと考える。FRBはとにかく当面の政策目標は、金利を段階的に上げることにある。

 何故なら、雇用環境は良く、所得の伸びも悪くはない中で、インフレ率が高いとなれば、それを収束させることが1番の目標になるからだ。1年とか2年ではインフレというものも話題にはなるかもしれないが、長期的に考えると、様々な技術の向上により、インフレは抑えられると考えています。世の中からモノが消えるほどのレベルでもなく、それをカバーするだけの知恵は、コンピュータの性能が驚くほど向上しているのだから、克服可能だと思う。

 話が脱線してしまったが、来週から、ホッと胸を撫で下ろすことが出来るのか、それともドキドキするのか。

 中長期的なチャート、株でもなんでも良いが、新型コロナ感染症による一時的な暴落後の上昇は異常な上げ方、そして高値圏での乱高下というのは、肌感覚としてはいいものではない。

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